主演:松隆子 三田佳子 夏八木勋 奥田瑛二 役所广司 胜野洋 松本白鹦 草刈正雄 小林佐智子 市川猿之助 鹤田真由 松冈昌宏
导演:村上佑二
类型:剧情,历史,日本
地区:日本
年份:1994
简介:室町時代中期、将軍・足利義政夫人で悪女とも評される日野富子の生涯と、応仁の乱およびその前後の状況を描く。1993年から翌年にかけては、中世の東北地方を舞台とした前作『炎立つ』、琉球王国を舞台とした前々作『琉球の風』など、それまで扱ってこなかった時代や地域をテーマとした作品が3作続けて製作され、3作目の本作では平安建都(遷都)1200年を記念して映像作品が皆無に近い狭義の室町時代を取り上げた大河ドラマとなった。近時代には1991年の『太平記』後半が室町幕府創設期となるが、南北朝時代や戦国時代との重複期間を除いた純然たる室町期を正面から舞台とした作品は、これが初の試みとなった。ちなみに、織豊政権時代よりも前の時代を扱った作品が2作連続で放送されたのは、2011年現在本作が唯一である(ただし、上記の通り『炎立つ』と同時代を描いているわけではない)。しかし、狭義の室町時代は一般レベルでの馴染みや関心がほとんどない時代であることに加えて、ドラマ本編が非常に複雑で暗いストーリーだったためか、平均視聴率は14.1%、最高視聴率は18.3%(いずれも関東地区、2008年3月現在)と、共に歴代の大河ドラマでは最も低い数値を記録した。ただし、放送日程が極めて変則的(4月から放送された大河ドラマは本作と第1回作品『花の生涯』のみ。他には『炎立つ』が7月放送開始。本作品を含め、9ヶ月完結は3作品のみであった)であったため、一概に他作品と比較できない面もある。その後の松・新之助・萬斎らの人気もあって、2000年8月から11月にかけて「大河ドラマアンコール」と題してNHK総合テレビにおいて平日15時台に全編が再放送された(大相撲秋場所中継・国会中継のため一時中断)。ソフトとしては総集編のVHS、完全版のDVDが発売されている。